『東方紫香花』

買ってきてしまった。新年早々なにやってるんだ私。


まあ、基本的にハマっているモノに出すお金は惜しくないのですが。
東方シリーズの場合、本当に「話らしい話の無い」展開・内容のものが多くて、
それ目当てで買うと、どうしても読後、微妙な喰い足りない感が(笑)。


収録物その1.東方シリーズのアンソロジーコミック。
流し読みしただけで特にどうという事もなく。
話らしい話がないなら雰囲気で読ませるしかないんだけど、
そこを分かってる描き手は果たして何人いるのかしらん。
ドラマは東方の世界観にあんまりそぐわないし、
かといって日常モノの物語というのは、すごく敷居が高いのである。


収録物その2.アレンジCD
正直、ロック調にアレンジしたものは十把一絡げで聞く気になれない。
そりゃあ、どの曲もとりあえずロックにすれば印象変わるし
アレンジと呼べるものにはなるだろうが。退屈。
まあ私にロックの素養がないだけかもしれないけれども。
やるなら、萃夢想のアレンジ(夜場面用)ぐらいやってほしいなぁと。
それで行くと、やっぱり本家の曲は聴き応えあるなぁとか。
ゲームで聞いたときはそんなでもなかったんだけれど。


収録物その3.ZUN氏の小説。
あからさまに、これ目当てに買いました。
まぁ、例によっていつもの東方節で、つかみ所の無い話でしたが。
そのつかみ所のなさが、つまりこの世界観の味なので問題なし、多分(笑)。
欲を言えば、もう少し長い話が読みたかったかな、と。
……他ならぬ八雲紫が視点人物では、短くもなろうもんですがねw


そんなかんじ。これで2000円弱というのは、
高いのやら安いのやら。買い手の心意気次第ですねぇ。