正月とか、八犬伝とか

年の始めは、例によって弟どもと遊んだり。
それもゲーム、ゲーム、ひたすらゲーム。
今年はソウルキャリバー桃鉄でした……って去年と変わらん!(笑)
キャリバーのメモリーカードバグのおかげでエゥティが入らなかったくらい。


そんな中、特筆すべきは正月時代劇、「里見八犬伝」。
これはなかなか傑作でした。素敵。
なんていうんだろう、江戸時代の日本に、
こんなバリバリのファンタジー、エンタテインメント作品が
あるっていうのが、純粋に嬉しくなったりしました。やるな馬琴。
アニメやマンガの冒険活劇のノリそのままだものね。
まあ、小生怠惰にて原作読んでないから、
もしかしたら現代風アレンジの部分だったのかもしれませんが。
源氏物語平家物語だけが、日本の古典じゃないんだぜ、っていう。


ドラマとしての出来も、なかなかだったと思います。
まあ、ジャニーズの面々の演技が「おいおい」って感じだったり
しましたが(妹が嬉しそうに「大根大根」連呼してた)、
久しぶりに民放のドラマ見て楽しいと思いました。
CGの使い方も、数年前の映画とかに比べてだいぶ板についてきた感じ。
自然な演出になっていたし、特撮では無理が出る部分を
ピンポイントで上手に使っていた。
だいぶ好感触だったり。


キャスティングで言えば、なんといっても武田鉄矢でしょう(笑)。
悪の幹部として、ジャニーズと互角にやりあう姿に大興奮。
鉄矢強いよ鉄矢。
他にも、私は菅野美穂があんなに輝いているのを見たことがありません(ぇ
熱演ってのはあれを言うんですな。
やっぱりエンタメってのは、悪役が輝いてナンボですよねぇ(そーなのかー


正月時代劇といえば、お決まりで戦国時代の武将ものだったりして
どうでもいいやって思うのが大抵なのですが、
今回の八犬伝が嚆矢になって、もっとバラエティに富んだ
ラインナップが並ぶようになればいいなと思ったのでした。
そんな正月。