カレン・オルテンシア見参
休日につき執筆。
そのかたわら、メッセで某氏と会話をしていたのですが。
ふざけ半分で、私がType-MoonのHPからガメてきたカレンさんのアイコンをメッセで表示させ、そこから「カレンさん流・性悪話術」を再現するハメに(ぇ
話の流れはこう――まず私が「食器洗って、さらに米とぐのがメンドクサイ気分」と発言、そこから氏が「米が無洗米だと自分に暗示をかければ」と応じ、「ならもう食器もあらったと自己暗示をかければ」「いっそもう夕食たべたと自己暗示を」というダメさ全開ななりゆきに。
で、氏が「この自己暗示大会はどこまで続くんですか」と来たところから、レッツスタート。
カレンさんアイコン(私)
「あら、何か問題がありますでしょうか? 暗示の世界にいればいろいろと楽でしょう?」
セイバーさんアイコン(氏)
「それは怠惰というものです
まして夕食を疎かにする等論外です。
肉体だけでなく心まで安らがせるのが食事というもの。
兵達も十分な食料があるか無いかで士気を大きく違えたものです」
カレンさんアイコン(私)
「怠惰ではなくポジティブシンキングと思えばよろしいのです。食べたつもりになれば、本人にとって食べたのと変わらないのですし。
それに今日は休日。本来安息日たる日曜日には働いてはいけないのが決まりですが、多忙な現代ではそれもままならないため日曜日に仕事をしているのでしょう? その代わりの今日という休日なのですから、体を休ませるのが第一義です。
いやいや食事の支度をするなどもってのほか。つもりで済むならば済ませてしまって何の問題があるでしょう?」
桜さんアイコン(氏)
「でも、お料理って楽しいですよ?
お休みの日だからこそ色んなお料理が試せて私は楽しいと思います。」
カレンさんアイコン(私)
「キリスト教は禁欲の宗教、愉悦ばかりを追っていてはダメなのよサクラ。
身をつつしみ、神の御前で粛々と暮らすべきなのです。
その点ほら、食べたつもりで済ませれば、その分の食事代も節約できるからますます慎ましい暮らしだわ。」
遠坂先生アイコン(氏)
「節約と手抜きは別よ?
食べたいのに我慢するのは節約だけど、面倒だからしないってのは違うんじゃない?」
カレンさんアイコン(私)
「面倒だからしない、というような悪心はおっしゃる通り、いましめるべきでしょうね。だからその心を、節制と慎みという徳に昇華するべく心持ちを引き締めるのです。
貪欲は罪なのですから。」
以上、引用終了。
とりあえずやっていて思ったこと。詭弁家と議論をするなら、短期決戦を挑まないとダメだということです(笑)。
実際最初の反論はそうとう苦しいんですよねw 食べたつもりになれば、食べたのとほぼ同義っていったって、具体的に栄養とらなきゃ体が動かないという意味で同義なわけない。
また、安息日って言ったって、メシの用意まで禁ずるようなバカなものじゃないわけで。
言ってみればこれはディベートみたいなものだったんですが、自分で反論をこねくり回しながら、難しいものだなぁと苦笑していました。上記部分を突っつかれたらその時点で終了でしたし。
が、幸いそこを切り抜けるや、論点をずらしずらし、最後の方になるとかなり反論しにくくなってくる。ていうか書きながら、自分でも反論できないような暗示にかかってきた(笑)。
「〜すべき」という強圧的な言い方による明言、そして「欲望はつつしめ」という世間的価値観として反対しにくいテーゼによる論理のすり替え(笑)。
自分の感覚と照らせば明らかに間違っているだろうはずの主張が、言葉の上では正しいような感じがしてくる。
相手に話す機会を与えれば与えるほど、どツボに嵌っていくのが詭弁というものなんだなぁ、と改めて実感したのでした。
みなさんも、もし白髪のシスターと論戦しなきゃならない際には、ぜひこの教訓をいかしてくださいね(笑)。
あ、ちなみに、そのType-MoonさんのHPで現在、Fateキャラの人気投票を受付中の由。
私はさっさと投票を済ませて来ました。
1位……カレンさん。2位……桜さん。
共通点は……黒いこと(爆
おかしいなぁ、つい数年前まで、宮崎ヒロインみたいな清純派が好みのはずだったのになぁ。うーんうーん。