ちょっとまて、落ち着け。


http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=29000590


 これはヤバイ。いろんな意味でヤバイ。
 正直、自分がなんでこんなに焦ってるのか全然わからないのだけれど、とにかく、ちょっと待てお前ら(ぉ


 『不思議の国のアリス』については、今まで世界中のさまざまな挿絵画家が挿絵をつけてきました。けれど結局、大本のテニエル卿のインパクトを超えるモノはなかったと言って差し支えないでしょう。
 テニエル卿の絵って、こんなの。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB


 この、クセの強い描画の影響下から逃れた挿絵って、ほとんどいなかったのね。


http://www.bedtime-story.com/bedtime-story/classics-aliceinwonderland.htm


 こことか見るとわかりやすいですが。


 それが、ここに来て、現代日本風萌え絵のアリス。少なくとも私は前例を知りません。そしてそれゆえにちょっと動揺してますw
 いや、萌えはこの際、横に置いておこう。「少女」という言葉に愛着を持つ者にとって、「アリス」の名前がいかに重いかという話もとりあえず横におこうじゃないか。


 とりあえず、これを見て。


http://www.ne.jp/asahi/magneticwave/popcan/ocha.jpg


 これが3月ウサギだと聞いて、君はどう思う?(ぇ
 ルイス・キャロルの、不条理の世界をこの絵柄でやるって、原作を知る者にとっては「正気かよ!」って感じなのです。
 ディズニーアニメの3月ウサギですら、あんなにアクが強かったのに……。


 ちょっとね、私ね、この絵本買うよ(ぉ