長編執筆を振り返って


 とりあえず、締め切り前日の午前五時までかかったという、ギリギリ過ぎるスケジュールでした。
 誤字脱字のチェックをする暇もなかったのは明らかにダメダメ。


 けど、それだけ追い詰められても、シーン的に妥協したところは無い、と胸を張って言えるのは、自分で自分を褒めてやりたいかな、とも。
 結局、締め切り前最後の休日は、一日(24時間)で400字詰原稿用紙換算で45枚という、自己新記録を樹立したのでした。
 それまでの最高記録が20枚弱だったから、倍以上。
 クライマックスシーンだったっていうのもあるけど、うん、火事場のクソ力ってすごいんだなぁ(遠い目


 前回の長編を書き上げた時より、気分的には冷静です。「俺、今回すげーの書けたぜ!」みたいな盛り上がりはあまりなし。
 むしろ、自分が何書いたのか、あんまり分かってない感じ(ぇ


 実は、次の長編のイメージが、もうかなり出来上がってたりします。
 前々から持ってた構想の一つなのですが、先日、天啓が下りて来て、一気に全体のプロットがまとまりました。
 ……けどこれ、考えれば考えるほど、後味悪い話になりそうだなぁ、とか。


 とにかく、充電期間をとりつつ、次回作をガンガン膨らませていくというのが当面の予定。
 次の締め切りは十月一日。戦いはもう、始まっているわけです。


 あ、ついでに。
 私が今回書いた長編「ヒアイズ・ジャスティス」、もし「読んでみようか」という方がいらっしゃいましたら、下記までメールくださればサクっとお送りします。
 私としても、本格的に次に移る前に、多くの方の感想を聞けるなら聞いてみたいので。
 fake_taoist@hotmail.com
 お暇な方、奇特な方はどうぞ。