とりあえずメモ
今現在、身内向けの小説を抱えていてそれを書いているわけですが、そのかたわらで次に書く作品をどうするか色々アイディアをこね回しています。
なんか、安易に「楽しい話が書ければいいな」って感じで構想練ると、結局バトルものみたいな方向に行くんだけれども、前回の反省で挙げたように「次はバトルのない話」を書いた方が良いような気も相変わらずしていて。
それと、作品を書く私にとって未知な、どうなるかわからない要素をはらんでいた方が、多分筆ははかどるはず。だからそういう魅力的な「未知」の部分を持った作品、トライアルな部分を持ったプロットを立てる必要がある。
で、今考えているのが――主人公とヒロインが、言語圏がまったく違って、最初ぜんぜん言葉が通じない、っていうのはどうだろうというのを考えています。
まあ、異世界からヒロインが飛んでくるわけですが(笑)、異世界の人だけに言葉が全然まるきり違う。だから当初、主人公とまったくコミュニケーションが取れない。
そして、そのヒロインは主人公が住む世界の危機(それが何かは未定)を知ってそれを伝達しようとするんだけれども、言葉の壁に阻まれてなかなか上手くいかない――というところから、話を始めてみたらどうなるだろう、ということですね。
で、主人公は単純バカ、ヒロインを頭脳明晰で気位の高い知識人に設定してみようかなと。
これは書きながら手探りしていかないとどうなるか分からない。私自身、どういう風に二人のコミュニケーションが進んでいくか今の時点で全然想像がつかなくて、そこが面白いし、執筆のモチベーションにならないかな、と。
そんなアイディアを今なんとなく暖めています。
さてと、で、いつ取り掛かれることやら……。
とりあえず、金田一春彦先生の本でも読んでみるかね……。