リカバリ中
前のパソコンが逝ってしまった関係で、東方はすべて攻略しなおし。
とりあえず『紅魔郷』『妖々夢』のエキストラ出しは完了。でもファンタズムがまだ出ない。
あと、永夜抄には手をつけてません。実はこれと文花帖が一番、前の状態に復帰するのに苦労しそうなんですけどね。特にラストワード。もう一回スペプラで魔理沙でノーマルのスペルカード制覇する気力が、今の俺にあるのか……orz
そして、買ってきた当日にクリアしてから、実は一度も『風神録』のノーマルがクリアできない罠(ぇ
なんだろ、コミケの熱気でハイになってたのかしら。
あとは霊撃システムにまだ慣れてないのかも知れません。
いずれにせよ、さっさと蛙様に再会したいところ。
それにしても。
改めて思うのですが、やっぱりZUN氏はすごいなぁ、とか。
『東方風神録』は、色々な意味で重要な、ターニングポイントになりえる作品でした。
東方10作目というのはもちろん、『東方香霖堂』『東方三月精』『東方文花帖』『東方求問史紀』そして『東方儚月抄』と、商業分野に進出してから初の正当作品だし、またニコニコ動画で劇的に知名度が上がってから初の作品でもありました。
ここで出す新作が完成度の高い、当たる作品であれば、一気にTYPEMOONや『ひぐらしのなく頃に』クラスの成功を手にする事も不可能ではない、かも知れない。それくらいのターニングポイントであり得ると思います。
普通、これは緊張すると思うのですよね、作者として。相当なプレッシャーを感じてもおかしくない。
そのあまり、力が入りすぎる事も十分あり得たと思うのです。
それなのに。
今回の『東方風神録』は、すごく良い具合に力の抜けた、リラックスして作られた出来になっています。
だってねぇ、「妖怪バスター」に「のびーるアーム」ですよ。「愉快な日本の神様」で、EXボスは蛙ですよ(笑)。
これ、凄いよねぇって思います。
まぁ、6ボスの八坂神奈子さんとその演出は多少、力んでる部分があるかも知れませんが。総体的には、むしろ力が抜けて伸び伸びやってるんですね。
以前、どこだかのコメントで、「東方が同人であるところをもっと示した作品になるかと思います」的な事を書かれていたように思うのですが、正にそんな感じです。
商業だったら、このタイミングで出す作品は「今まで以上に壮大でパワーアップした作品にしなきゃならない」という風にならざるを得ないのですが。同人創作である東方は、そこを軽くスルーできるのです。
今、こういう時代だからこそ、ZUN氏のような優れたクリエイターが同人で作品を作っている。そして着実に支持者を増やしている。
先日のコミケの参加サークルのうち、3割が東方関係だという話も聞きます。これ、すごい数字だよね。
そういう事を思うと、本当、神主は底の知れないお人だとため息が漏れるのでした。