A.C.E.3 一周目終了


 とりあえず一周終えたので感想。


 総合的には、かなり楽しみました。
 やっぱり映像が良いし、それぞれの機体の特徴の出し方も上手くて、「あのマシンに乗っている」っていう気分にさせてくれるのはさすが。
 またステージのバランスも良い。どの機体でも頑張ればクリアできるくらいのバランスなので、自分の好きなマシンで最後まで戦えるのはポイント高いですね。「マクロス見たことないのにバルキリーじゃないとクリアできない」とか言うことはない。
 マップ上で次々起こる事態に対応しながら進んでいく各ステージの展開も、上手くプレイヤーを飽きさせない(作業プレイにさせない)良い出来だったかと。


 戦闘中に、各作品の主題歌がかかるのもなかなか……と言いつつ、これについては、どうせなら「ここぞ!」というところで流して欲しかったかなという気もしましたが。普段は普通の戦闘BGMで、ステージの盛り上がりに合わせて主題歌が流れ始めるとかさ。
 まあでも、これもゲーム中で使うためのスタッフの努力を思うと、GJと言うしかないですね。やっぱこういうゲームは、スタッフの愛着と魂だよね(笑)。


 ただ後半、ストーリーのメインがほぼ『エウレカセブン』中心だったので、この作品を見てない私にはちょっとつらかったかも。ていうか用語多すぎでわかんねぇ(笑)。
 まあ、『キングゲイナー』をメインにするってわけにもいかないでしょうけどねぇ。あれは毎回「今週のびっくりどっきりメカ」が出てくる話なので、それメインにしたら出さなきゃいけない敵ユニットが無駄に増えるし。
 むしろラッシュロッドが敵として出てきただけで感動したわけですが(笑)。
 やっぱりクロスオーバーシナリオの限界で、各エピソードの扱いを平等に重くするってことは出来ない。
 その中で、わりと頑張ってはいたかな、という印象でした。


 けっこう感動したのは……あ、これ、ネタバレになるので未プレイの人は注意ですが。

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 ストーリーの中盤、『リーンの翼』のラストと『逆シャア』の5thルナ落としを絡めたシナリオは上手かった。「そう来るか」って感じでした。
 しかし個々のそういったエピソードで感動しても、そのたびに「今発生したエネルギーでバルドナ・チャージが上昇」とか言われて水を差される罠(ぉ
 ていうか最後、サイコフレームの共振でバルドナ・チャージ上がりすぎ。「阻止限界点を超えていたアクシズを押し戻すだけのエネルギーなのだから」と解説されて納得しかかりますが、「惑星を破壊できる」マクロスの主砲の方がエネルギーあるんじゃね? と思ったりする今日このごろ(えぇ〜


 まあ、細かい事は別に良いか。
 そうでなくても、スタッフは各作品の設定首っぴきで、辻褄あわせに大変な思いをしたことでしょうし(笑)。


 プレイとしては。
 とりあえずキングゲイナーを即フル改造して、主にそれを使っていました。あとはνガンダムかな。
 で、中盤以降、僚機はゼロカスでほぼ固定。火力が頼もしすぎる(笑)。でも弾数が少ないから自分で使おうとは思わなかったり。
 そうすると、スペシャルアタックでEXを出す関係でもう一機の僚機はガンダムXに。毎ステージ、味方に撃たれたガロード君の悲鳴を聞いていました(笑)。


 あとはあれかなぁ、ターンエーガンダムが実質ただの「核投げガンダム」になってしまってたのが、原作を思うとちょっと……とは思いました。
 時々思うけど、ゲーム製作する人たちって全般的に、核兵器に対する認識が甘いよね。まあどうでもいいけど。


 まあともあれ、楽しみました。
 二周目もぼちぼち進めてはいますが……忘れた頃にやるくらいになりそう。