とりあえず最初の印象とか


 どんなに金銭的にピンチだろうと、Gジェネ新作だけは買わざるをえない。
 というわけでさっそく発売日に買って来ましたGジェネレーションウォーズでありますが。まだ2ステージ分しか進めていないけど、軽くファーストインプレッション。



 最初に主人公格を選べるという事で、いろいろ迷いました。
 とりあえずステージ進行の方は、宇宙世紀を最初から、つまり順番通りにやっていくつもりだったので、ならファーストのアムロを選ぼうかとも思いましたが。最初にマスターで選んだキャラがステージマップに登場する際にどうなるのか、説明書を読んだだけではいまいち把握できなくて。


 結果として、∀ガンダムロラン・セアックを選んでみました(ぉ
 こうなったらロラン君と一緒に黒歴史めぐりの旅ですw
 まあ、∀の映画版を見て感動して、それで歴代ガンダムを見始めた私にはちょうどいいチョイスかなと思います。


 ゲームの難易度は、スピリッツよりは優しめ。
 マスターユニットが出撃する戦艦ごとに設定できて、援護を駆使すれば強敵もそんなに苦労せず落とせますし。母艦の援護射撃も使いやすいダメージソース。
 しかしボーナスステップの回数に制限があったりするので、前作までのような「超強気の強力マスターユニットだけで単身突っ込んで無双」というわけにはいかなくなってたり。また敵の中に、複数ユニットが「連携」して攻撃してくる場合もあって、ザク3機でも地味に怖いダメージを持って行かれたり。
 そんな感じで、個人的には難易度はちょうどよいかな、という感じ。



 とりあえず最初のステージ。ガンダムも強力だし、フェニックスゼロもターンエーも戦力としては十二分で、ザク相手には苦戦せず。
 ウォーズブレイク条件も、大抵マスターユニットで特定の敵を倒す感じのようなので、援護も含めて良いのですから達成は難しくないと感じました。シャアさんフルボッコ。アイナさんもフルボッコ


 その後、なぜか種のクルーゼさんが因縁をつけてきますが、こちらはロラン君がフルボッコにして追い返しました。母艦まで撤退されたのには閉口しましたが。おい待てコラ、ジン置いてけ。


 しかしアレですね。大気圏突入イベントなのに、ターン制限もなく、のんびりターンを重ねて待ちの戦法をとれるのが、便利だけどちょっと違和感ではある。



 第2ステージはドップとマゼラアタックの大群。これが結果的に自軍で生産したコアファイターの格好のカモでありまして。とにかくもう、私の経験値におなりなさい、って感じ。
 ガウさんも艦載機のドップを吐き出させたところでさっさと轟沈してもらい、ドップ捕獲。そして笑ったのが、ガルマ専用ドップのHP。なんだこのドップ、ガンダムより固いじゃないか(笑)。


 で、ウォーズブレイク起こすと背後からランバ・ラルさん登場。ガルマさんの仇討部隊、来るの早すぎw
 こちらも周囲のザクだのマゼラだの掃除しつつグフを取り囲んで、ガンダムで支援攻撃かけて1回の攻撃でケリつけました。
 と、今度は正面側にまたしてもアイナ様登場。これ、ウォーズブレイクで出てくる敵って意外に偏りあるんですね。もっといろんな陣営が入り乱れるのかと思ったら。
 とりあえずノリスさんが登場して戦々恐々するも、寄ってきてガトリングシールドをぶっぱなすだけで格闘を仕掛けてこなかったので、適当に削ってロラン君が膾切りに。
 返す刀で、援護射撃と支援でもってアプサラスも粉砕。
 結果的に、「何かの間違いで黒歴史のただ中に迷い込んでしまったロラン君が、オリジナル部隊の面々に拾われて頑張ってる」というわりとドラマチックな展開で、わりと満足しつつ。



 そして、次のステージには行かず、もう一回ガルマさんをボコりに行きました。今回は第1ステージよりも、こちらの第2ステージで経験値集めした方が良さそう。ドップとかマゼラとか、楽に対応できる敵が多いので。ここでコアファイターを育てて、開発でガンダムガンキャノンを自軍に。ついでにジムを陸戦型ジムにして、設計で陸ダムを出しておく。
 しばらく先に進めずに、ここで開発してるかも(笑)。



 今回、戦闘デモはわりと良い感じです。スピーディーになったし。
 オリジナルキャラにもカットインがつきまして。またそれぞれのキャラのコスチュームも独自デザインになって、より思い入れ強く使っていく事が出来るようになりました。
 ていうか、イワノフ閣下、なんでそんな偉そうな服着てるんだ(笑)。


 ただ、今回ゲストユニットの「エース登録」という概念がないので、その作品の主人公をマスターにしてないと、ゲスト軍(今回ならアムロやカイ)に経験値をやる意味がないという状態なのでした。これは失敗したかなぁ。やはりマスターは無難にアムロにすべきだったか。


 で、プロフィールで確認した限り、今回あまりマイナーな機体は収録されてない感じですね。スピリッツに登場した機体でも、削られたのが少なからずあります。イグルーとかAOZとか、実質いないも同然。木星帝国のMSは全リストラ。
 また、歴代Gジェネと違い、ザクII がJ型とF型に分かれておらず、ただの「ザクII 」だったり。MSV系もかなり寂しめ。


 この辺は多分、Gジェネユーザーとしては物足りなく感じるし、批判する方も多かろうと思います。が、全体を見渡した時に、まぁ仕方なかったんだろうなぁと思ったりも。
 だって今回のステージ数で、スピリッツのMS全部収録してたら、開発のためだけに何十回も同じステージプレイする羽目になりかねませんしね。歴代のGジェネもそういうもんでしたが、今回はバランスを欠きかねないレベルだったと思うし。
 それにSEEDやダブルオーメインで購入したプレイヤーにとっては、木星帝国のMSを延々開発し続けるなんて拷問にしか思えないでしょう(笑)。結局配慮せざるを得なかったのかな、という感じ。
 また、キャラクターで言うとクロスボーンからはキンケドゥとトビアしか登場していないので、「宇宙海賊クロスボーンバンガードを自前で仕立ててガンダムW辺りの世界に介入したい」という、スピリッツをやりながら思っていた私の夢は今回叶いません。無念。
 他にも、スピリッツよりは自軍に組み込めるキャラは多いのでそこそこ満足はしていますが、それでもF91のセシリー(ベラ・ロナ)とか、wikiの情報を見る限り何人かクリティカルな人が自軍に呼べないそうなので、やっぱりちょっとだけ残念。
 ……自分で書いておいて思いますが、キャラゲーにおけるファンの要望って果てがないから、ゲーム開発者大変だよね(ぇ



 とはいえ、せっかくウォーズブレイクなんてお祭り要素があって、連携攻撃も出来るようになったんだし、死の旋風隊が殴り込みをかけたりするところも見たかったですけどね。
 それにやっぱり、バージムとかジェガン重装型とかスカルガンダムとか、誰得なMSがわんさかいてくれないと、Gジェネという感じがしないし(笑)。
 そういう、本編では使われなかったマイナーな機体こそ、オリジナルキャラがユーザーそれぞれの物語と思い入れとともに乗り込めるのですよ。リ・ガズィ・カスタムとかさ。だって原作で主人公が乗ってた機体は、やっぱりその主人公のものじゃないですか。何だかんだで。
 もちろん、今回の戦闘デモのクオリティを維持しつつ、そう易々と機体数が増やせないのは承知で、でもやっぱりGジェネスタッフにはもっと頑張ってほしいね(笑)。



 というわけで、気の早い話ですが、次にPSでのGジェネFにあたるような、とにかく何でもかんでも詰め込んだ決定版をぜひ出してほしい、という希望は一応出しておきます。
 それはそれとして、今回のウォーズもお祭りゲームとしてはそれなりに楽しめそうなので、いろいろと遊んで行きましょう。
 とりあえず全クリ、プロフィール100%を目標に。その上で資金をためて、「怖いお姉さん部隊」とか「金色MS部隊」とか「ドキッ! 四つ足(バクゥ)だらけの砂漠戦大会」とか、いろいろ遊んでみたいです(笑)。