アルケミスト双書 錬金術

錬金術:秘密の「知」の実験室 (アルケミスト双書)

　とか言いつつ、こんな本も読んでみたりしたわけなんですが。
　こちらはもう少し実践寄りの錬金術本。しかし当然、賢者の石のレシピなんか載ってません（笑）。その前段階の前段階で使う薬液みたいなのの作り方は載ってますが。

　巻末近くにいろいろ書かれてる、錬金術の周辺知識みたいなのが面白かったくらいでしょうかね。
　改めて見るとですね、生物の糞尿ってすごいね（ぇ
　現代のように、実験用に最初から精製された化学物質なんてないわけですよ。そうすると、煮たり焼成したり、なんだかんだやってアンモニアとかリンとかを抽出できる糞尿って、実はけっこう利用価値高いのね（笑）。
　うん、錬金術師って実はけっこう、悪臭との戦いだったかもしれないね。
　エリーのアトリエとか、ゲームのアトリエシリーズなんかで美少女が錬金術やってたりするようですが、実態をこうして探ってみるとね……うん、美少女は多分、こんなマニアックな事あんまりやらないと思うよｗ

　そんな。