ダンバイン6〜7話


 リムル、バーン、ニーの三角関係を見てると、種デスティニーを思い出す私です(笑)。
 まあ、バーンさんはあんなヘタレじゃないけどな!


 リムルのことばかり気にかけている(ように見える)ニーに対して、ヘソを曲げるショウ。この時代のロボットアニメの主人公としては、かなり異端な反応ですよねこれ。もちろん、それによって群像劇としてのダンバインは非常に面白くなっているし、リアリズムも付与されているのですが。真正面から抗議することはあっても、ヘソを曲げてふてくされるというのはロボットアニメの主人公はあまりやらないような気がする。この当時のものだと。


 キーンの父親の立ち位置とか、容赦なくて好き(笑)。生活を支えるために意志を貫けなかった男。義を立てるために身を賭すなんて、早々誰にでもできることじゃないんだよね、という認識が作品に深みを与えています。
 この辺は作品内の価値観も、現世の市場原理と一緒で。数が出回りすぎると価値が下がるのです(笑)。どいつもこいつも正義とモラルを守る奴だったら、そんなのなんにもありがたくなくなっちゃう。こういうのはすべからく、稀少だから価値が出るものですw


 とりあえず本日の視聴はこれまで。