ファンタスティック・フォー
……いや、何故?(笑)
というかですね、次回作の構想を友人に話しているうちに、わりとアメコミに近い方向性なんじゃないかとふと思いましてw
で、私悪役の造形っていうのがどうも苦手なので、悪役のイロハを学ぶためにアメコミ原作の映画を見ようと。
んで、一番新しそうだったこれを借りてきた。
けど、うん、二重の意味で拍子抜けかな。
アメコミ的な超能力ものに登場する悪役、特に悪の組織が、どういう目的を持ってどんな活動をしているのか、っていうのが知りたかったのだけど、この映画の悪役は単独の復讐魔、それも凡庸という感じで。
いや、主人公側がどんな奴らなのかは店頭のパッケージに書いてあるけどさ、悪役の説明なんて書いてないんだもん(笑)。思いっきりハズレ引いてしまった。
おまけに、話もそう手放しで褒めるほど面白いわけでもなく。
なんというか、長編連載の序章だけ読まされて「どうよ?」って言われてる気分というか。むしろ、この先にこの四人組がどう動くのかっていう話なら見ても良いかなと思うのに、その手前、チームの結成までで話が終わってしまうので。
CG使ったアクションシーンも、そりゃ凄い映像技術なんだろうなとは思うけど、そういう方面での驚きはもう「ターミネーター2」とかを見た時点で経験してるので、別に。「ふーん」っていう感じ。
結局……これはコンシューマーゲームとかを見てても思うんだけど、映像のきれいさとか技術とか、そういうのばっかり膨らんできても、じゃあそれを使って何ができるのかっていうソフト方面での模索が追いついてないから、面白くないんだよなあイマイチ。という気分。
話違ってしまいますが、映像のキレイさなんてPS2のレベルであと十年は大丈夫だよね。そうして、そうして大きく色々な事ができるようになった器の中で、じゃあ何をやるのっていう模索を作り手側がもっとやっていかないとなー。
で、ソフトの作り手の方が、もう今の技術じゃやりたい事ができない! ガマンならない! ってなった時点で、初めてPS3っていう器の拡張が図られるべきだと思う。
まあどうでもいいけど。
とりあえず、この映画に関しては、ヒロインが美人だったから良いや、ってところで(えぇ〜