機動戦士Zガンダム デイ・アフター・トゥモロー



 ジャーナリストになってからのカイ・シデンを主人公に据えたガンダム漫画。


 ていうか、もうガンダム関係にはあんまり金を使う予定がなかったのに、なぜか買ってしまったのは「巻末についている【宇宙世紀の書籍リスト】がすごいらしい」とネット上で見かけたためw
 こういう資料的価値、っていうのにはつくづく弱い自分。
 実際、このリスト、ヨシユキ・トミノの「伝説巨神」とかまでさりげなく入っている素敵仕様でなかなか満足だったりしました(笑)。


 で、中身についてですが、まあ、可もなく不可もなくというところ。
 ……というより、やっぱり自分の中の「カイ・シデン像」とかなり違っちゃってるのが痛いですねぇ。
 私の中では、彼はもっと周到に、隙なく立ち回る男だというイメージなので。
 どうにも同調できないまま、淡々と読み始めて淡々と読み終えてしまいました。
 次巻以降、よほどのおまけ(笑)がない限り買わないと思います。


 さて、ガンダムオタク的な注目ポイントは、連邦軍艦艇を大挙して襲うゾゴック隊でしょうw
 いや、ていうか、なぜゾゴック(笑)。
 あんなもんが複数機存在するだけでも苦笑ものですが、それを実戦投入しなきゃならないなんて、ジオン残党の方々も苦労してらっしゃるようで。


 って、読み返してみたらグラブロもいるーっ!!(爆笑)
 ゾゴックの総数は8機。ありえねぇ(笑)。
 ていうかさぁ、戦場ジャーナリストとしてのカイをシリアスに追うつもりなら、もうちょっと「それっぽい」機体を出しとけってのw


 これで一気にネタ漫画に降格だな。何やってんだか。