怪奇現象博物館 −フェノメナ−


怪奇現象博物館―フェノメナ

怪奇現象博物館―フェノメナ


 こんな本の情報までもってるのか……やるな、はてなダイアリー(笑)。


 古今東西の怪奇現象を、事例ごとに分類してエッセイ風にまとめた本。神保町の古本市で購入して、仕事の昼休みとかにボチボチ読んでいたもの。


 内容はまぁ、ポルターガイストとか空中浮遊とか、鬼火とか人体自然発火とか聖痕とかネッシーとかビッグフットとか、そんな。出版も1987年ってことで、そんなに新しいものでもない。
 とはいえこの手の本の中では、記述もわりかし冷静で出展も明記されてるし、俗っぽ過ぎることもなくて、わりと良い本だったなぁという印象でした。
 無論学術的な価値なんざありゃしないし、ここを参考文献にしてどうこうっていうほどでもないのだけれど、こういうのを読んでおくことでイマジネーションのストックが増えるという事はあるわけです。特に、魔術とかそういうのを小説に出す事の多いようなモノカキなら、まあ挙げられている事例をざっと読むだけでもプラスになるだろうという感じ。


 まぁ、古本屋で運命の出会いでもしない限り、この記事を読んでる貴方がこの本に出会う事はまずないと思いますけど(笑)。ご興味があるなら、そしてたまたま見かけたりすることがもしあったら、手にとって見ては?(笑)