とある魔術の禁書目録3



 ちまちま読んでいるシリーズ。とりあえず看板に偽りあり(笑)。


 とにかく、縦横に散りばめられた科学系マメ知識というか、科学解説をふんだんに盛り込んだ理数系異能バトルって感じの今回です。
 それはやっぱり、想像外の展開になるという点で非常にスリリングであると共に、戦闘中にでもマメ知識的に解説を入れなければならない事で作品そのものの勢いを若干殺している面もあって、評価は難しいんですが。
 でも結局は、こういう、色んな知識を作品とうまく絡めて進めていくっていう方法に自分自身が凄く憧れているわけなので、羨ましいなぁっていう感想になります(笑)。


 あと、途中で一つ、私が昔からストックしてたアイディアを潰された(ぇ
 まあ、やっぱ似たようなことはみんな考えるんだなぁ、っていうわけで。このジャンルでやるのも色々難しそうです。


 主人公がやたらタフなのも、この手のライトノベルらしい感じ(笑)。私が同じ状態におかれたら百回くらい死んでます(ぇ


 個人的には今回のヒロインはそんなにヒットしなかったのですが、猫がらみの描写だけは良い感じでありました(謎
 まあとにかく、退屈せずに読める良作かと。