宝石の歴史


宝石の歴史 (「知の再発見」双書)

宝石の歴史 (「知の再発見」双書)


 ガラにもないものを読んでみたりしました(ぉ
 まあ、たまたま縁があって買ってみた本なんですが。雑学系というか、ちょっと毛色の違う感じの本を読んでみるのも良いかな、と思って。
 それに、こういう「知の再発見双書」とかってなんか夢があるじゃないですか。この本並べてる棚に立って、「ああ、この双書を端から端まで読むことができれば、俺すげえ物知りになれるかも」みたいな(えぇ〜
 まあ、子供みたいな他愛無い思惑ですけど。実際、読んでいっても右から左へこぼれおちるんですが。それでも何かね。未だにそんな憧れを捨てきれないワタシ。


 とりあえず、この本のおかげで、宝石とかに使われてる「カラット」っていう言葉が重さを示す単位だって初めて知りました(ぇ
 職場の後輩くんに試しに聞いてみましたが、やっぱり私と同じで、宝石のカット数か何かの数だと思ってた。
 あと、元々宝石なんて何でも十把一絡げに考えていたので、ルビーとサファイアの関係とかも初めて知りました。ルビーってダイヤモンドなんかよりよっぽど産出される数が少ないんですね。
 あと、ダイヤモンドとかをカットする時点で、原石の60パーセントとか65パーセントの重さが失われる、とか聞かされてびっくり。完成品は原石の40〜30パーセントくらいの重さ、大きさってことらしい。貧乏性の庶民たる私は、もうそう聞かされると「なんと勿体ない」とか思うわけなんですが(笑)、一体どうなってるんでしょうねぇ。この本だけだとちょっと分かりませんでしたが。
 まあ何と言うか、世の中謎がいっぱいという事ですね(笑)。楽しく読みました。