もう一度、勉強ってやつを


 中学時代に京極夏彦にやられて、それ以降民俗学や比較人類学の本をあちこち読んでいたりしたわけで。
 そんな私は、やっぱり伝奇ものの小説を一回くらいは書いてみたいと昔っから思ってはいるんですけど。


 結局、体系的な勉強ってあまり出来ず、全然そういう下地が出来てなかったりして。長らくもどかしい思いをしていたわけです。


 で。


http://www.asahi-net.or.jp/~ip9m-mngw/scb000001/scb000016.html


 折角、パソコンがあって、こういう便利なフリーソフトもあるんだし、もう一回勉強ってやつをやってみようかな、とか思ってみたりしている。
 リンク先で配布されてるデータベース作成ソフトが、フリーで使えるやつの中では一番使いやすかったので。
 これ使って、民俗学・神話学・文化人類学・その他伝奇伝説関係でトピック別に、自分の琴線に触れたネタや情報をデータベースとして作っていったらどうなるかなーと。
 柳田國男なんかも、とにかく膨大なカードを作って情報を整理して色々論文を書いたりしていたわけですし。そういう意味では、デジタル化の恩恵でこういうパソコン上のデータなら情報の分割統合・整理はものすごく楽だし。何より、ここから何が生まれるのか、自分の目で見てみたいという気にもなったり。


 まあ、ウィキ見ればそれなりの事は何でも分かるんですが、こういうのは結局自分の手を動かしてやらないと身につかないしねぇ。


 まぁ。めっちゃ時間かかるんですけどね。
 とりあえず、昔読んだ本を読み返して、情報を拾いなおすところからボチボチやって見ようかなぁと思い立ち、時間を見つけてデータを作っています。
 本当にこれが機能して、情報の集積の中から何かを見つけられるには……500枚くらいはカード作らないとダメかなぁとも思いますが。ま、気長にやりましょう。学問に近道なし。


 ついでだから、こちらのブログにもその一部をのっけて、賑やかしにつかってみようかなと思うのでした。