宗像沖ノ島・海の正倉院



 大昔の本。発行は1979年。多分、このブログの読者がこの本を手に取る可能性は限りなく低いです。
 まあでも、自分が読んだ本の備忘録ですからね、半分以上。そんな感じで。


 なんだかんだで楽しく読めました。何より出土品のカラー写真が良かったです。見やすくて。
 出土品の解説も非常に分かりやすくて良かったのですが、いかんせん古い情報なので割り引いて読まないといけないのが残念。唐三彩の日本での出土例が列挙されてましたが、この本が書かれた後、さらに他から出たりしたんですかね?


 この沖ノ島というのは、玄界灘に浮かぶ小島なんですけども、そんなところに縄文時代からの累代の遺物があるというのも、なかなか。そんな大昔から、遣唐使が廃止される時期くらいまでの様々なものが出土しているのだそうで。
 その辺の出土の詳しい状況が分かったという意味では収穫でした。
 まあ当面、この沖ノ島をネタに何かする予定はないわけですけども、大体面白い情報は我が「お勉強」、自作データベースに収めたので。
 とにもかくにも、こんな感じでコツコツです。