平家物語 巻十


平家物語(十) (講談社学術文庫)

平家物語(十) (講談社学術文庫)


 職場の休憩時間にちまちま読んでいる平家物語。全十二巻のうちの十巻目。
 果たして年内に読み終えるのかどうか(笑)。


 テレビアニメで言えば、最終回の1〜2話前、最終決戦前の最後の日々みたいなパートです(笑)。一の谷の合戦の後始末から、次の屋島の合戦までの間のエピソード。戦いのシーンも少なく、しっとりした感じ。


 特に目ぼしい発見などがあったわけでもないのですけれど、当時の浄土思想なんかが空気感として感じられた気はしました。
 しんみりしつつ、さて次はいよいよクライマックスであります。引き続きのんびり読み進めます。