くすりの小箱
くすりの小箱 薬と医療の文化史 (静岡大学人文学部研究叢書)
- 作者: 湯之上隆,久木田直江
- 出版社/メーカー: 南山堂
- 発売日: 2011/03/31
- メディア: 単行本
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8月8日読了。
たまたま縁があって手に取った、薬の文化史的な本。西洋史、日本史から、昨今の薬事情まで色々。
正直、話題があちこちバラバラに散っていて、文化史的記事が欲しい人には統合医療体験の記事とか微妙だし、昨今の薬事情を求めるには歴史関連記事が若干冗長だしで、もう少し全体を貫く背骨が通せればいいのにな、という感じでした。
まあでも、個人的にはバラの情報でも活用できる体制を(自分用ウィキという形で)とってるおかげで、まぁまぁ楽しく読めたかなと。
うーん。まぁ要するに、興味ある情報だけ拾ったらそこまで、という読み方になってしまうので、ちょっと惜しい気はします。せっかく、個々の記事の濃度はけっこう深みもあるのでもったいないかなと。
そんなところ。