Gのレコンギスタ 過去作品との対応関係備忘録


 とりあえずまだ放映中なので、世界観の全貌などは見えませんが、差しあたって気になった事を自分なりにまとめてみようかと。ツイッターにも垂れ流してましたが、なんか思ったより多くなりそうなので。
 「またオマージュ元の指摘かよ」と眉をひそめられそうですが(笑)、まぁ私が作品を見る時のクセみたいなものです。


 さしあたって、思いつくままに書き散らします。


   第一話
軌道エレベーターと、そこに襲撃をかけてくる所属不明のガンダム
   →『ガンダム00』第一話が同様の展開。

・”宇宙海賊”
   →ガンダムにおける初出はコミック『クロスボーンガンダム』。映像では『ガンダムAGE』のビシディアン。

・特定の条件を満たしたパイロットしかガンダムを動かせない
   →『ガンダムUC』のユニコーンガンダムが同様の設定を持つ。


   第二話、第三話
ユニバーサルデザインなので、Gセルフにキャピタルアーミィが用意したバックパックが接合できる
   →つまり規格が共通ということ。『ガンダムUC』で、ジオンのガトリングガンユニコーンガンダムに接合できたシーンを思わせる。



   第四話
・科学技術を発展させてはならないという、キャピタルガードのタブー
   →『ガンダムAGE』の銀の杯条約。

・”ヘルメスの薔薇”
   →まだ劇中に詳しく登場していないが、公式サイトの説明によれば、
    「宇宙世紀の遺物である可能性も秘めた、高度なテクノロジーが記されたデータ」とのこと。
    だとすればこれは『∀』の黒歴史や、『AGE』のEXA-DBに近い。
    またネーミングが「ラプラスの箱」と似ている。

・Gセルフの脱出機構が発見される
   →コアファイターは初代からあるギミックだが、主人公ガンダムの機体性能の全貌が
    最初は分からず、話を追うごとに徐々に解明=解放されていくという段取りは
    ∀ガンダムにあった展開。



 その他、Gセルフが環境に合わせてバックパックを交換する(またそれによって機体色が変化する)のはガンダムSEEDのストライクガンダムインパルスガンダムを思わせる。
 また四話のセレモニー内で、隕石排除用よりも強力なレーザーを軌道エレベーターで運ぶようなセリフがあったけれど、その威力によっては『ガンダム00』のメメント・モリに近いものになるかも、などと考えたりもしている。
 いずれにせよ、今後も色々出て来そうな雰囲気を感じているが、上記の符合はすべて、∀ガンダム以降の非富野ガンダム作品で強調された要素であり、意図的にこうしたファクターを取り入れているのだとすれば、物語を読解する上でも重要になってくる可能性も、あるような。


 とりあえず、また気づいたら書き加える予定。まずは取り急ぎ。